大人が楽しめる おすすめ 洋画 『第二次世界大戦の映画』 傑作選

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シンドラーのリスト(1994)

大人が楽しめる おすすめ 洋画

おすすめ見どころポイント

第二次世界大戦中、実在したドイツ人の実業家シンドラーはドイツ軍の占領化にあったポーランドでホロコーストユダヤ人の安い労働力を使って、工場を運営していた。

 

戦況が悪化するに従って、ユダヤ人弾圧の証拠隠滅を図ったドイツ軍は、残ったユダ人をアウシュビッツに送って皆殺しにしていった。

 

自分の工場で働くユダヤ人たちもいずれは皆殺されてしまうと思ったシンドラーに仏心が芽生え、私財をすべて投げ打って1200人のユダヤ人工員を故郷のチェコに移し命を救う計画を実行。実際に多くの命を救った実話。

 

アウシュビッツが実在したかどうかが、昨今問題になっている点も考えながら観ると面白い。

 

 

シン・レッド・ライン(1998)

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おすすめ見どころポイント

我々日本軍が占拠していたガダルカナル島。対アメリカ戦略のため空港建設に着手しようとしていた矢先、情報を嗅ぎつけアメリカ軍が上陸。

 

歴史に残る激戦地だったが見事に戦ったアメリカ兵士の戦記では無く、若き兵士たちの目から見た戦地が描かれている。

 

美しい太平洋の孤島に住む人々、自然、そのふれあいの中で若き兵士たちはひととき戦争を忘れ、ふと普通の若者に戻る。しかし自分は戦場にいる。戦いの末に彼らが観たものとは・・・

 

まだ若かった、ショーン・ペンやジョージ・クルーニーが観れるのもおすすめポイント。

 

ガダルカナル島の戦い 1942年8月7日 - 1943年2月7日

第二次世界大戦において1942年8月以降日本軍と連合軍が西太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島を巡って繰り広げた戦いである。ミッドウェー海戦と共に太平洋戦争における攻守の転換点となった。 また、兵員、軍艦、航空機、燃料、武器等を多く失ったため国力が大きく減少した。

 

日本軍 戦力 36,204名 戦死 22,493名
連合軍 戦力 60,000名 戦死  6,842名

※Wikipediaより転載

 

 

プライベート・ライアン(1998)

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おすすめ見どころポイント

アメリカ軍の規則により、一家族の子供全員を戦死させてはいけないというルールがある。しかしライアン家の四兄弟のうち三人が戦死してしまい、残る四男の末子ジェームズ・ライアンを無事帰還させるための精鋭チームの動向を描いた作品。

 

しかし末子ジェームズ・ライアンはノルマンディー上陸作戦中に行方不明に。ライアン帰還作戦の精鋭チームは激戦のノルマンディー上陸作戦に合流。特命を遂行しながらもドイツ軍相手に死闘を繰り返す。

 

前半20分ほどの一番の被害の出たオマハビーチ上陸部隊の再現シーンがあまりに悲惨。これが戦争の現実なんだと思い知らされる。これを見たら戦地に行くなど狂気の沙汰としか思えなくなるだろう。

 

ノルマンディー上陸作戦 1944年6月6日 - 7月中旬

第二次世界大戦中の1944年6月6日に連合軍によって行われたドイツ占領下の北西ヨーロッパへの侵攻作戦。正式作戦名「ネプチューン作戦」(英語: Operation Neptune)。なお上陸からパリ解放までの作戦全体の正式名称はオーバーロード作戦(Operation Overlord)。
最終的に200万人近い兵員がドーバー海峡を渡ってフランス・コタンタン半島のノルマンディー海岸に上陸した。2018年現在に至るまで歴史上最大規模の上陸作戦である。

 

連合国 戦力 1,332,000名  戦死・戦傷 約120,000名
ドイツ軍 戦力 380,000名   戦死・戦傷  113,059名

※Wikipediaより転載

 

 

スターリングラード(2001)

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おすすめ見どころポイント

ソ連に進軍してきた、破竹の勢いを誇る第三帝国ドイツ軍。激戦区であったスターリングラードが舞台。

 

実在の人物であるソビエト連邦の狙撃兵として活躍し、英雄となったヴァシリ・ザイツェフが主人公。

 

死闘を繰り広げた、スターリングラードの戦いの壮絶さを描き出す一方、ヴァシリ・ザイツェフの人間性を描き出し戦うことへの恐怖や勇気、恋する女性への思いなどヴァシリ・ザイツェフの目から観た戦争像も描き出されている。

 

とにかく極寒の中、あそこまで戦わなければならなかった若者たちが気の毒でならない。

 

スターリングラード攻防戦 (1942年6月28日 - 1943年2月2日)

第二次世界大戦の独ソ戦において、ソビエト連邦領内のヴォルガ川西岸に広がる工業都市スターリングラード(現ヴォルゴグラード)を巡り繰り広げられた、ドイツ、ルーマニア、イタリア、ハンガリー、およびクロアチアからなる枢軸軍とソビエト赤軍の戦いである。
スターリングラードは元来ドイツ軍のブラウ作戦における副次的目標の一つに過ぎなかったが、戦略上の要衝の地であったことに加え、時のソビエト連邦最高指導者ヨシフ・スターリンの名を冠した都市でもあったことから熾烈な攻防戦となり、史上最大の市街戦に発展、やがては日露戦争の奉天会戦や第一次世界大戦のヴェルダンの戦いを上回る動員兵力、犠牲者、ならびに経済損失をもたらす野戦に拡大した。

●ドイツ軍(B軍) 戦力 
戦闘開始時 270,000戦車500大砲3,000航空機600~1600
赤軍反撃時 1,040,000(ドイツ軍400,000+イタリア軍220,000+ハンガリー軍200,000+ルーマニア軍143,296+ロシア解放軍40,000)

 

●戦死 ・戦傷・捕虜
ドイツ 戦死 ・戦傷・捕虜400,000
ハンガリー 戦死・戦傷・捕虜 105,000
ルーマニア 戦死・戦傷・捕虜109,000
イタリア 戦死・戦傷・捕虜114,000
計 728,000

■ソビエト連邦軍 戦力
戦闘開始時 187,000 赤軍反撃時 1,700,000

 

■戦死 ・戦傷・捕虜
戦死・行方不明 478,741
負傷 650,878
民間人死者 40,000
計 1,129,619


※Wikipediaより転載

 

 

パール・ハーバー(2001)

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おすすめ見どころポイント

真珠湾攻撃(日本側呼称はハワイ海戦※布哇海戦)を描いた映画。恋愛映画である点や、日本軍の描写が不可解な点を除けば、零戦がオワフ島の地上スレスレを編隊を組んで飛んでいく様はまさに圧巻。

 

少年が草野球をする球場の上スレスレや、洗濯物を干す民家スレスレを零式艦上戦闘機350機がまるで野鳥の群れのごとく、不気味に飛行していくシーンは他では見られないリアル感。

 

大日本帝国海軍の優秀さが伝わってくるとともに、アメリカ軍から見た大日本帝国海軍の恐ろしさが良くわかる。

 

真珠湾攻撃(日本側呼称はハワイ海戦※布哇海戦)日本時間1941年(昭和16年)12月8日未明, ハワイ時間12月7日

アメリカ合衆国のハワイ準州オアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して、日本海軍が行った航空機および潜航艇による攻撃である。当時の日本側呼称はハワイ海戦(布哇海戦)。太平洋戦争(大東亜戦争)における南方作戦の一環として、開戦劈頭でマレー作戦に次いで実施された。戦闘の結果、アメリカ太平洋艦隊の戦艦部隊は戦闘能力を一時的に喪失した。

 

大日本帝国 戦力
航空母艦6隻
戦艦2隻
重巡洋艦2隻
軽巡洋艦1隻
駆逐艦9隻
特殊潜航艇5隻
艦上航空機350機他

 

損害
未帰還機29機
損傷74機
戦死55
特別攻撃隊:未帰還5隻
戦死9
捕虜1

アメリカ合衆国 戦力
戦艦8隻
重巡2隻
軽巡6隻
駆逐艦30隻
その他48隻
カタリナ哨戒機14機
基地航空機399機

 

損害
戦艦3隻沈没
戦艦2隻大破着底
戦艦1隻中破
戦艦2隻小破
軽巡洋艦2隻大破
軽巡洋艦1隻小破
駆逐艦2隻大破
駆逐艦1隻中破
標的艦1隻沈没
その他1隻沈没、2隻小破
航空機188破壊
航空機155損傷
戦死2,345
民間人死亡68


※Wikipediaより転載

 

 

 

ジャスティス (2002)

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おすすめ見どころポイント

イエール大学で、法律の勉強をしていたコリン・ファレル演じる青年が軍に入隊。。政治家の息子なのでコネで米軍中尉になり、危険の無いデスクワークがメインの仕事。

 

ところが、運悪くドイツ軍に捕まり米軍捕虜収容所に入れられてしまう。そこに待ち受けていたのは、親の七光りが通用しないガチンコの世界。人種差別も横行しそれが元で殺人事件が発生。

 

ブルース・ウイルス演じる米軍大佐も収容されていて、この殺人事件の裁判を開くようにナチスに要請しそれがOKになる。弁護人として法学生であるコリン・ファレルを付け裁判は進んでいく。が、この裁判は大佐の大いなる作戦のひとつに過ぎなかった。さて大佐の作戦とはいかに。

 

ナチス兵・米軍兵・人種差別・さまざまな人間模様が収容所内で繰り広げられて戦争の違った側面を観ることができる。

 

 

戦場のピアニスト(2002)

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おすすめ見どころポイント

第二次世界大戦中、ナチスに占領されたポーランドのワルシャワに実在したユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記をもとに作られた実録映画。

 

戦争によって、ある日突然ピアニストからナチスに追われる身になってしまい、自分以外の家族は絶滅収容所へ送られてしまう。

 

無一文のピアニストが戦争下の寒空に投げ出され生き延びることはあまりに困難。しかしピアニストだったから九死に一生を得るという経験も。

 

戦後、彼が作曲した音楽は500曲。うち100曲はポーランドのスタンダードナンバーとなった。

 

ウワディスワフ・シュピルマン 本人

 

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※Wikipediaより転載

 

 

 

ヒトラー 〜最期の12日間〜

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おすすめ見どころポイント

1945年戦争の終焉を告げるソビエト軍による一方的なベルリン占拠。ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描く。

 

世界を恐怖の渦に叩き込んだ男の末路とはいかなるものだったのか。猛省を奮ったドイツ第三帝国軍でも戦争に負けるとどういう事になるのか。これを観るとよくわかる。

 

一方都市伝説では、アドルフ・ヒトラーは未だ存命で、アメリカ国防総省ペンタゴンの地下施設に捕らわれているとの噂も。

 

ベルリン市街戦(独ソ戦) 1945年4月23日 - 1945年5月2日

ベルリンの戦いにおける一方面の戦いである。ベルリンの戦いは第二次世界大戦における終末期のドイツ国と連合国との間における支配地をめぐる戦いで、本市街戦はその局地戦のひとつであった。ソビエト赤軍3方面軍によるベルリン占領まで続いた。

 

ドイツ軍にとっては戦いの初期段階ですでに絶望的な状況であったが、にもかかわらずソビエト軍が市の中央部に進撃するためには通りごとに多大な犠牲を払わなければならなかった。

 

1945年4月23日、ソビエト軍は初めてベルリン市の郊外に進入、 4月27日までには、ベルリン市は完全に包囲された。5月2日、ベルリン防衛軍司令官(ヘルムート・ヴァイトリング)は、ソビエト軍第1白ロシア戦線(司令官ゲオルギー・ジューコフ)配下の第8親衛軍(ワシーリー・チュイコフ)に降伏した。

※Wikipediaより転載

 

 

父親たちの星条旗(2006)

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おすすめ見どころポイント

二次世界大戦の中で、最激戦地の中に選ばれる『硫黄島の戦い』を日米両方の視点から描いた2部作のアメリカ側から描いた作品。監督はクリント・イーストウッド製作はスティーブン・スピルバーグ。

 

米軍の死者被害者が、日本軍を上回った稀有な戦い(日本軍は96%が戦死・行方不明)

 

米兵たちの死闘の末勝ち取った作戦の勝利を、兵士たちの気持ちとはよそにアメリカ政府はプロパガンダ宣伝活動に活用、兵士たちの苦悩も描く。

 

硫黄島の戦い(いおうとうのたたかい、いおうじまのたたかい1945年2月19日 - 1945年3月26日)

 

太平洋戦争末期に東京都硫黄島村に属する小笠原諸島の硫黄島において日本軍とアメリカ軍との間で行われた戦いである。アメリカ軍側の作戦名はデタッチメント作戦。

 

場所:大日本帝国 東京都硫黄島村硫黄島
結果:アメリカ軍の勝利

 

交戦勢力

大日本帝国

アメリカ合衆国


戦力

22,786

110,000


損害

戦死 17,845-18,375(軍属82を含む)
捕虜 1,023

戦死 6,821
戦傷 19,217


※Wikipediaより転載

 

 

硫黄島からの手紙(2006)

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おすすめ見どころポイント

日本側から見た、硫黄島の戦い。

 

栗林忠道陸軍大将の徹底した地下陣地の構築。全島を28kmの地下坑道で結ぶ作戦を実行。鉱山技師を呼び寄せ兵士たちのトンネル堀が開始。

 

実際には18km地点で戦闘が開始になったため、当初の計画は未完成だったがその防御力はいかんなく発揮された。アメリカ軍航空部隊は硫黄島に800tを超える爆弾を投下したが、日本軍陣地には損害をほとんど与えられなかった。

 

アメリカ軍の圧倒的な兵力を前に5日で終わると言われた戦いは、実に36日間にも及ぶ歴史的な最激戦地となった。

 

 

セントアンナの奇跡(2008)

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おすすめ見どころポイント

ドイツ軍がイタリアで、無抵抗の民間人を560人殺したセント・アンナの虐殺事件を基に作られた映画。

 

黒人差別問題をテーマにしてきたスパイク・リーが監督。本作も戦地イタリアでの差別のない村落で過ごした時間が、本国アメリカでは感じたことがない安堵感が漂っている。

 

物語は、戦後40年近く経った1983年のクリスマス。郵便局員が窓口に来た客を銃殺した事件から始まる。その局員は自宅に高額なイタリアの美術品を隠し持っており、それは当時戦地から持ち帰ったものだった。

 

イタリアで出会った奇跡を起こす少年を、瓦礫の中から助けたことによって物語は大きく変化していく。さてその奇跡を起こす少年とは?最後に何を起こすのか。

 

 

ワルキューレ(2008)

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おすすめ見どころポイント

1944年に起きたドイツ国防軍将校によるヒトラー暗殺計画「7月20日事件」と、その指揮を執った実在の将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を描いた作品。

 

ドイツ将校役を我らがトム・クルーズが演ずる。トムがサイエントロジーの信者であることからドイツでは強い反発が・・・。

 

綿密に練られた暗殺計画。ハラ・ハラドキ・ドキの末、万事うまく行くように思えたがヒトラーの恐るべし強運が証明された。

 

7月20日事件

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※事件後のヴォルフスシャンツェ会議室


1944年7月20日に発生したドイツ総統アドルフ・ヒトラー暗殺未遂とナチ党政権に対するクーデター未遂事件。
ナチ党の政策への反対や、第二次世界大戦における連合国との和平を目的としてドイツ国防軍の反ナチス将校グループが計画、実行した。ヒトラーの暗殺とクーデターは共に失敗し、実行犯の多くは自殺もしくは逮捕、処刑された。

※Wikipediaより転載

 

 

イングロリアス・バスターズ(2009)

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おすすめ見どころポイント

タランティーノの戦争映画。はっきりいってコメディタッチのバイオレンス戦争映画という感じですがとても面白い作品。

 

戦争というメインテーマの他に、『映画』という大きなサブテーマがある。過去の戦争映画のオマージュなシーンなどもあり笑える。

 

ストーリーはドイツ軍に潜入した、ユダヤ人だけで編成されたアメリカ軍特殊部隊。任務はとにかくドイツ兵をなぶり殺しにする事。

 

構想10年の苦労が実ってクエンティン・タランティーノは『パルプ・フィクション』を超えて最大のヒット作になった。

 

 

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